
DRTの人気商品であるフィンク3.7。
最近では、一時期より手に入る機会が増えてきましたが、それでもまだまだ入手困難なルアーです。
そんなフィンク3.7ですが、最適なリグや使い方はご存知でしょうか?
より多くの釣果を叩き出すには、ルアーの性能を引き出す使い方を熟知することが大切です。
ここでは、フィンク3.7の最適なリグや使い方を解説していきます。
せっかく手に入れたフィンク3.7は、ガンガン使ってデカバスを釣りまくってやりましょう。
DRT フィンク3.7

ポイント
- 前歩きするザリガニがモチーフ
- ハサミは無い
- 大きく平らなテールを装備
DRT フィンク3.7はクロー系ワームで、前歩きするザリガニをモチーフにしています。
ザリガニのハサミ部分は、フィンク3.7にはありません。
ボディサイズの割に大きく平らなテールを装備しています。
ボトムをゆっくりズル引くと、その大きなテールが小刻みに揺れてバスを誘います。
また、小さな足が艶めかしく動いて、まるで本当にザリガニが歩いているように見えるんですよ。
そのため、フィンク3.7はボトムをズル引きするように使うことが最適と言えるでしょう。
最適なリグと使い方

ポイント
- リューギ インフィニ4/0が最適
まずは、フィンク3.7に使用するフックの説明からします。
フィンク3.7は大きさの割に体高があるため、使うフックは3/0から4/0が良いでしょう。
私はフィンク3.7には、リューギのインフィニ4/0を使用しています。
次にフィンク3.7に最適なリグですが、ボトムをズル引くことを考慮すると、ネイルリグが最適なリグといえます。
また、リューギのフットボールヘッドとも相性が良いです。
フィンク3.7にフットボールヘッドを装着させた場合も、基本的にズル引きで問題ありません。
ネイルリグ

ポイント
- ネイルシンカーは各サイズ必要
- なるべく腹側に刺して低重心にする
- タングステンの方がコンパクトなので使いやすい
ネイルリグに使うネイルシンカーはタングステンで、各サイズ揃えておくといろいろな状況に対応できます。
フィールドの状況やバスのレンジによって、サイズや本数を調整します。
なるべくフィンク3.7の腹側に刺して、低重心にしてやりましょう。
ネイルリグの代わりにウェイテッドフックを使用したウェイテッドリグでも良いのですが、その場合は細かいウェイト調整ができません。
そのため、結局ネイルシンカーを入れることになったりしますw
また、ウェイテッドフックを使うとネイルリグよりボトム感知能力は上がるのですが、その分根掛かりのリスクも上がります。
フットボールヘッド

ポイント
- リューギ フットボールヘッドとの相性が良い
- 7g、10g、14gを状況によって使い分ける
- アクションはボトムを転がすようにゆっくり落としていく
フィンク3.7はフットボールヘッドとの相性がバツグンに良いです。
特にボートからダウンヒルで使う場合は、フットボールヘッドに勝るもの無し。
7g、10g、14gのフットボールヘッドを用意しておけば、大体の状況をカバーできるでしょう。
使い方は、ネイルリグと同じようにズル引きでかまいません。
ボトムを転がすように、ゆっくり落としていく感覚で使用して下さい。
ネイルリグより、ディープレンジを探ることにも向いていますので、秋から早春にかけて活躍してくれます。
向いていないリグ
ファンク3.7は、残念ながらノーシンカーリグにはあまり向いていません。
ノーシンカーリグで使用すると、上下が逆になってしまいます。
これはボディー形状上、仕方のないことでしょう。
むしろ、ノーシンカーリグで使用することを捨てて、ボトムズル引き性能を上げていると言えるかもしれません。
ルアーは適材適所で使用して、性能を引き出すものです。
万能なルアーなど存在しないのですから。
まとめ
ポイント
- フィンク3.7に使用するフックはリューギ インフィニ4/0がベスト
- 最適なリグはネイルリグだが、リューギ フットボールヘッドとも相性が良い
- ルアーアクションは基本的にズル引きがベスト
フィンク3.7は、ボトムズル引き専用ルアーといっても過言ではありません。
ハマったときの破壊力は、凄まじいものがあります。
発売されてからしばらく経ちますが、未だに入手困難だということが、それを物語っています。
基本的にジョイクロなどの中層の釣りに、バスが反応しないときに活躍します。
なるべくボトムから離さないようにズル引きして、たまにトゥイッチ&フォールなどを入れるのも有効です。
フィンク3.7を手に入れたら、ぜひ試してみて下さい。