
マドネスから発売されているバラム300は、全長300mm、重量168gのジャイアントベイトです。
サタン島田氏が、池原ダムを舞台に長年ルアーテストを重ねて完成しました。
ジャイアントベイトという括りですが、一般的なものより軽めに作られています。
その理由は使ってみるとわかるのですが、とにかくこのルアーで釣ろうと思うと体力が必要になるんですw
一日中使ったときの体力の消費は、デッドスロー引きで使うジャイアントベイトとは比べ物になりません。
そんな、池原ダム生まれのバラム300を紹介します。
バラム300

ポイント
バラム300
- 全長:300mm
- 重量:168g
バラム300は、発売されてから各フィールドで好釣果を叩き出しているルアーです。
特にダム湖では、圧倒的な釣果を誇ります。
池原ダムだけではなく、関東のダム湖でも釣れているルアーの一つですね。
バラム300のインプレや使い方
バラム300は、超高速リトリーブ、エイトトラップ、デッドスティックという三つの使い方を想定しています。
使いこなすためのキモは壁の存在で、ベイトが壁で逃げられないという状況を自ら作り出すことが必要です。
岩盤などの、ショアライン沿いギリギリのキャストが好釣果を生んでいます。
超高速リトリーブが基本
バラム300の超高速リトリーブは、このルアーの基本となる使い方です。
このバラム300というルアーは、超高速リトリーブで使うものだという認識が必要です。
デッドスロー引きなどは、正直向かないルアーです。
バラム300で釣るためには、とにかくショアライン沿いギリギリにキャストして、ひたすら超高速リトリーブをします。
超高速リトリーブの速度は、ミスキャストしたルアーをおもいっきり速く回収するぐらいの速度です。
ちなみにバラム300に使うリールは、超高速リトリーブを可能にするためにアンタレスDC MDなどのハイギア一択だと思って下さい。
エイトトラップは最後の手段
エイトトラップは、超高速リトリーブでバスがチェイスをしてきたけれど、食わせられなかったときに使うと有効なテクニックです。
特に巻きシロが無くなってしまったときに、イチかバチかやってみましょう。
やり方は簡単で、竿先から数十センチだけラインを残し、竿先を水中に入れて8の字を書くようにして水面を撹拌します。
バスに見切られないように、勢いよく速く8の字を書きます。
バスにスイッチが入れば、ビックリするほどの至近距離ですが躊躇することなく食ってきます。
複数本のバスが居る場合は、取り合いになってダブルヒットに持ち込める場合もあります。
デッドスティックは味付け
デッドスティックは、超高速リトリーブからの変化でバイトチャンスを作るきっかけとして使います。
または、デッドスティックで寄せてから超高速リトリーブで食わすといった使いかをすると良いです。
常にデッドスティックをしておく使い方は、このルアーの本当の性能を引き出すことができません。
デッドスティックは、あくまでもスパイス的な位置付けのテクニックだと思っておいた方が良いです。
基本的には、超高速リトリーブからのエイトトラップ、またはデッドスティックからの超高速リトリーブでとどめにエイトトラップですね。
デッドスティックは一番使用頻度が少ないテクニックですね。
まとめ
バラム300のインプレや基本的な使い方を紹介しました。
ここに書いたのは、私が池原ダムで使っているときの使い方です。
サタン島田氏に直接レクチャーして頂いた部分もあり、基本は捉えていると自負しています。
バラム300で一番釣果を上げるのに必要なことは、まずは手数だと思います。
手数を増やせばキャスト制度も必然に上がってくるので、アプローチも上手くなります。
ショアライン沿いギリギリにキャストできるようになれば、あとはチャンスを待つだけです。
基本的にバラム300は、無風時より風が吹いているときの方が食わせやすいです。
バスも高活性になるし水面が波立つので騙しやすくなり、ロクマルが出やすい条件の一つと考えています。
釣りをしていて風が吹いたら、バラム300をキャストすることをおすすめします。